安藤裕子 『ドラマチックレコード』 レビュー&セルフライナー
『ドラマチックレコード』は、
今も安藤裕子ミュージックには欠かせない
宮川弾作曲の楽曲。
安藤さんの楽曲の中で好きな曲
上位に挙げる人も多いのではないだろうか。
彼女の代表曲の一つと言っても良いかも知れない。
個人的には楽曲ももちろん好きであるが、
安藤さんが初めて監督したPVが大好きである。
雰囲気・衣装・髪型・メイキャップ全てが素敵だ。
また、この楽曲は、自分がヘッドフォン・イヤフォンの
試聴をする時の基準曲の一つにしている。
イントロの枯れた感じが
どれくらい表現されているかを聴いている。
- アーティスト: 安藤裕子,山本隆二
- 出版社/メーカー: カッティング・エッジ
- 発売日: 2004/01/28
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〈セルフライナー(word by 安藤裕子)〉
これは(作曲者である)宮川(弾)さんが
私のビデオとか観て、
こういうイメージが合いそうじゃないかって
書き下ろしてくれた曲。
最初はどうしようって
思ったところもあったんだけど、
でも彼が与えてくれた演出の中で
自分がある程度演じるということは、
面白いことだなって思えて。
ただやっぱり歌詞は難しくて、
ふつうのラブラブの歌を書こうとしたら
文章的にどうしてもつまんなくなりがちで。
でも試行錯誤でいろいろやって、
レコーディングを終えてみたら
一番成長していい曲になりましたね。
Q これって,
初めての自分以外の曲じゃないですか?
A そうですね。
今までも人の書いた曲のデモを
録ったりってあったんですけど,
なんかしっくりこなくて。
でもこの曲は
一番最後にレコーディングが終わったとき,
ものすごく成長したなって思えたんですよ。
Q 歌詞がまたキュートに
突き抜けている感じでよいですね。
何かイメージとかあったんですか?
A これは凄くほのぼのした可愛い
ラブラブソングにしようっていうのは
ありましたね(笑)
「こいつう(コツン)」「てへへ」みたいな(笑)。
なんか少女マンガっぽい感じの
世界観にしたいっていうのが
なんとなくあったんですよね。
歌詞は普通の感じだと
つまんない気がするんです。
かといって変な歌詞が似合うような
メロディーでもないし・・・。
普通の他愛もないことを歌っているんですけど,
ところどころ癖みたいなのが出ればよいかなって
思いながら書きましたね。
多分,宮川さんがある意味私を
一人の役者さんと捉えて
与えてくださった曲だと思うんですよね。
「この人こんな感じが似合うんじゃないかな」って。
だからそれに答える歌詞が
今回出来たんじゃないかなって
勝手に思ってますね。