安藤裕子ファンにお勧めの音楽(25) きのこ帝国

ネタはどんどんたまるのに、なかなか更新できません。。。

今回は、11月に安藤さんと対バンすることが決まっているきのこ帝国です。

元女優さんというどこかで聞いたことのある(笑)経歴を持つ佐藤さんが
作詞、作曲、ヴォーカルを務める4人組のバンドです。

これまで、インディーズで4枚と、先日発売されたばかりのメジャーデビューアルバムの5枚の作品を出していますが、
初期三枚と最近二枚の作品は、同じバンド??と一瞬思うくらい雰囲気が違います。

初期は、シューゲイザー(shoe-gazer)、”靴をじっと見つめる人”とでも訳すのでしょうか、
いわゆるオルタナ系に近い、どちらかというと”POP”からは少し遠い位置にある作風です。

渦になる

渦になる

ロンググッドバイ

ロンググッドバイ

eureka

eureka


私は、恥ずかしながらシューゲイザーというジャンル自体知らなかったので、
そのジャンルでのきのこ帝国の位置づけはよく分かりませんが、
私の知っている範囲では、ものすごい唯一無二性を感じるバンドだと思いました。
曲もそうですが、佐藤さんのヴォーカリングやライブでの表情(表現力)には一瞬で魅了されました。




一方で、直近の2枚は、彼ら自身も語っているように、
いわゆるJ-POPに大きく舵を切ったような作風です。

フェイクワールドワンダーランド

フェイクワールドワンダーランド

猫とアレルギー

猫とアレルギー


前作はまだ初期との橋渡し的な部分があり、
クロノスタシス」のような一聴して惹きこまれる曲がありましたが、
先日発売された新作は、最初聴いたときには、正直???という感じでした。
一聴して引っかかる曲がなかったです。
明らかにほかのアーティスト(特に椎名林檎さん)を想起させる曲があるのは気になります。
某通販サイトでの評価も余り芳しくないようです。
でも、何度も聴いているうちに、何曲か引っかかる曲が出てきたので、
もう少し聞きこんでみないと何とも言えません。

でも、今一番今後が気になるバンドの一つであることは間違いありません。

そういう意味では11月の安藤さんとの対バンは夢のようなイベントなんですが、
さすがに平日に名古屋はきついです。。。
行きたいなぁ。

K.