安藤裕子ファンにお勧めの音楽(23)Lana Del Rey



『レガート』。
Acoustic Liveで披露された新曲の1曲目の方ですね。

ライブで聴いた時から感じましたが、
安藤さん(特に最近の)にはめずらしい、
オーソドックスな美しいバラード曲です。

タイトルも、歌詞も、裏には色々な思いがあるのでしょうけれども、
一見、直球ストレートです。

歌い出しの歌詞に、
少し、某名曲を想起させられました。

”君が綺麗に泣くから””僕は思わず笑う”
”君もつられて笑うから””僕は嬉しくて泣く”

プロモ用の写真もすごく素敵です。
リンゴはこうやって使われたんですね。



さて、今回紹介するのは、オーソドックスとは若干言い難い、
Lana Del Rey。

Born to Die

Born to Die

ブラジルあたりの人っぽい名前とビジュアルですが、
一応アメリカ人らしいです。

自分自身の音楽ジャンルを”sad core”と呼んだり、
曲ごとに歌唱法が全然違ったり、
某歌番組に出演した時には、
史上最低のパフォーマンス(歌が下手)と酷評されたりと、
なかなか面白いアーティストです。

ただ、個人的には、Lady GaGaにも通じるような
王道POPのような気もしますが。

日本ではほとんど無名のような気がしますが、
欧米では結構人気があるようです。

ただ、このアーティスト、テレビ・ラジオはもちろん、
YouTubeなどのネットでの露出もほとんどないのに、
なぜかCDチャートで必ず上位に来るという
マーケティング的には非常に不思議な、しかし、
興味深いアーティストでもあります。

CDが売れないといわれるこの時代、
アーティストももちろん生活していく必要がありますから、
あの手この手で、何とか売り上げを伸ばそうと試行錯誤されていて、
安藤さんの『レガート』も今回無料配信という試みをされていますが、
Lanaのケースなどを研究すると面白いのかもしれません。