『僕らの音楽 』 安藤裕子×永作博美

今日は福岡公演ですね。
もう終わって今頃、打ち上げでしょうか。
もつ鍋、水炊き、屋台・・・
博多は美味しいものだらけです。



さて、安藤さんと永作さんの夢の対談、
僕らの音楽』が放送されました。

前にも書きましたが、安藤さんと永作さんて
どことなく雰囲気が似ている気がします。
背格好なんかほぼ同じですし。



安藤さんが冒頭で、
「テレビ見ている人分かるかな〜。
なんか光ってるんですよ。かわいいんですよ。」
と永作さんをベタ褒めしていますが、
すごく良く分かります。

テレビをとおしても十分伝わってきますし、
数年前に永作さん主演の舞台で
ご本人をかなり近くで見たことがありますが
ものすごいオーラというか、パワーが出ていました。

正直その点では安藤さんよりすごいかと(笑)。

しかも70年生まれ、2児の母、
さらに下の子は生まれたばかりというのも驚きです。




番組内容を少しだけご紹介。


【安藤さんの曲について】

永作:
安藤さんの曲は、
歌声とメロディラインがすごく特徴的。

安藤:
自分の声がすごく嫌い。
小さい頃、好きな男の子に電話した時、
男だと思ったと言われたこともある。
ただ、オーディションで褒められたことが
きっかけで、音楽を作ろうと思った。
歌おうじゃなくて、作ろうと思った。



【子育てについて】

安藤:
子育ては大変?

永作:
大変。大変だから、
どこに行っても大変だ大変だ!
と言うことで発散している(笑)



【演技について】

安藤:
久々に演技の仕事をした。
素人すぎて、何も分からなくて、
何なら現場でイライラして悪態をついたりして(笑)
役作りはどうやって?

永作:
自分は自分で変わらないところがあるから、
完全にその役にはなれない。
逆にその役になり切ろうとすると、
ガチガチになっちゃう。
だから、何も持たずにダラーんと現場に行くことが役作り。



ここで1曲目『のうぜんかつら』。
ピアノとバイオリンによる伴奏バージョン。



【演技について2】

安藤:
例えば裸になるとか、泥まみれになるとか、
つらいことはない?

永作:
役者が必ず一回は闘う感情が、
恥ずかしいという感情。
昔、役所広司さんが、役者にとって一番の敵は、
『照れ』と言っていて、なるほど、
それを克服しない限り本物にはなれないと思った。
でも、今でも、歌を歌うとか、楽器を弾くお芝居は
一番苦手で、照れてしまう。



【映画『四十九日のレシピ』について】

安藤:
現場の雰囲気は?

永作:
出演者の世代が全然違うのに、
本当にみんな仲が良かった。

安藤:
岡田さんの演じる日系ブラジル人がすごかった。

永作:
あの役は本当に難しいと思う。
でも岡田さんは本当に自然に演じていて
感心した。


ここで2曲目『アロハオエ』。
バンド編成での演奏。



【人生について】

安藤:
永作さんの『人生の足あと帳』を作るとしたら
外せない3つは?

永作:
デビュー、結婚、出産。
結婚、出産で、自分以外の色々なことに
いやおうなくかかわるようになったことで
色々なことに気づかされた。
やることがたくさんある。

安藤:
台本とか家で覚えられる?

永作:
家では無理。

安藤:
私も家では曲が出来なくなった。

永作:
移動の車で台本は覚える。

安藤:
移動大事ですよね。
ちょっと移動バンザイですよね(笑)