記憶の果て
浦賀和宏「記憶の果て」という本を読みました。
- 作者: 浦賀和宏
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2001/08/10
- メディア: 文庫
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この本を読んだ理由はただ一つ、
主要登場人物の一人が「安藤裕子」という名前だからです(笑)
安藤裕子は、パソコンに閉じ込められている?!という設定で、
ジャンル的には一応ミステリーらしいですが、
内容的には、心境小説というか、青春小説というか、
10代の主人公の男の子が色々葛藤する話で、
自分が10代とか20代ならもう少し楽しめたかもしれませんが、
今となっては少々食傷気味な内容でした。
扱っている題材的にもタブー系というか、
なかなかヘビーなものが多いので、
そういうのが苦手な方は読まない方がいいと思います。
そういうのが平気な方で、
パソコンに閉じ込められた安藤裕子が
どうなったかを知りたいかたは読んでみてはいかがでしょうか。