記憶の果て


浦賀和宏「記憶の果て」という本を読みました。


記憶の果て (講談社文庫)

記憶の果て (講談社文庫)


この本を読んだ理由はただ一つ、
主要登場人物の一人が「安藤裕子」という名前だからです(笑)

安藤裕子は、パソコンに閉じ込められている?!という設定で、
ジャンル的には一応ミステリーらしいですが、
内容的には、心境小説というか、青春小説というか、
10代の主人公の男の子が色々葛藤する話で、
自分が10代とか20代ならもう少し楽しめたかもしれませんが、
今となっては少々食傷気味な内容でした。

扱っている題材的にもタブー系というか、
なかなかヘビーなものが多いので、
そういうのが苦手な方は読まない方がいいと思います。

そういうのが平気な方で、
パソコンに閉じ込められた安藤裕子
どうなったかを知りたいかたは読んでみてはいかがでしょうか。