Acoustic Live Tour 2014 in 目黒パーシモンホール

鎌倉のツアー初日から約1か月半、
全国各地を回った安藤さんが東京に帰ってきました。

どうやら今回のツアーは、
リクエスト曲以外のセットリストは固定のようで、
自分の記憶が確かなら、今日も
鎌倉の時とセットリストは同じだったように思います。

なので、”サプライズ”的な楽しみはあまりなかったですが、
逆に、初日と全く同じセトリであったことが、
初日からの”進化”を如実に感じさせてくれました。

特に、『グッド・バイ』以降に発表された
「世界を変えるつもりはない」を含む新曲3曲の進化は素晴らしく、
個人的には、安藤裕子第3章の始まりを強く感じました。

ちなみに、曲名は分かりませんが、
新曲の2曲目、すごいことになってますね。
アレンジがむちゃくちゃ恰好良くなっています。
ものすごい名曲になるかもしれません。
是非大切に育ててほしいなぁ。

1曲目の新曲はアレンジはそれほど大きく
変わっていないような気がしましたが、
鎌倉で聴いたときより雰囲気が出てきた気がして
これもすごく素敵な曲です。

「世界を変えるつもりはない」は、もう、すごいですね。
ものすごい名曲に育ちました。
安藤さんの歌、もっさんとたらさんの演奏、アレンジ、
すべてがスーパーです。
本当に、何度聴いても、自然と鳥肌が立ち、涙が出ます。


そして、もう一つ特筆すべきは、
”チーム”としての進化です。

もちろん今日あの場にいたお客さんは、自分も含め、
基本的には安藤裕子という一人のアーティストのファンなわけですが、
最近の、そして今日のライブ中、正直視線と耳が、安藤さんを離れ、
ギターやピアノ、そしてその裏にあるアレンジの数々に
惹きこまれざるを得ない時間が何度かありました。

もっと言えば、今日のライブ中、個人的には
安藤さんが”主役ではなく脇役になった”時間が何度かありました。

それくらいもっさんとたらさんの演奏は素晴らしく、
存在感が大きくなっていたと思います。

だから、最近の安藤さんのライブは、
主役3人が入れ代わり立ち代わり
スーパーなパフォーマンスを見せてくれるので、
セトリが同じでも、飽きることがありません。


最後に、残念ながらあまり進化が見られないものが一つ。。。
Magicです(笑)
手札は増えたようですが、手際が。。。(笑)
ハトがかわいそうでした(笑)

ハトといえば、今日の影の主役はあのハトでしたね。
安藤さんに八つ当たりされた上に、
安藤さんとスタッフに気付いてもらえず、
ステージ上で延々とさらし者にされ、
やさしいたらさんにやっと気づいてもらえたと思ったら、
なんと今度はもっさんに弄ばれ。。。(笑)

いよいよ、次の福岡が最終公演ですが、
あのどたばたマジック団の顛末はどうなるのでしょうか。
観に行きたいなぁ。。


しかし、今日の安藤さんのライブ終盤の表情、
とても生き生きとしていてすごく素敵でした。
ライブカメラマンの方、良い写真が撮れたんじゃないでしょうか。
メモリアルフォトブックがとても楽しみです。

K.



<set list>

01 鐘が鳴って門を抜けたなら
02 のうぜんかつら
03 ポンキ
04 新曲
05 新曲
06 み空
07 エルロイ
08 松田の子守唄
09 Lost child,
10 はじまりの唄
11 安全地帯
12 歩く
13 世界をかえるつもりはない
14 サイハテ

en01 グッド・バイ
en02 問うてる