カバー音楽のススメ

安藤さんが猿岩石の『白い雲のように』をカバーしたものが
CMでよく流れてますね。
少しこれまでと違う歌い方なのか
一瞬安藤さんとわかりませんでした。

そんなわけで今回は（安藤さん以外で）
オススメのカバーアルバムを二つほど。

一つ目は、柴田淳の『COVER 70’s』。

COVER 70's(初回限定盤)

柴田さんは、
歳も安藤さんとほぼ同じ（柴田さんの方が一つ上）で、
同じ時代を生きてきたと思いますし、
ピアノ曲が多いので、
暗めの曲が多いところも似ています。

でも、柴田さんの方が、何というか、
歌い方や音楽性は正統派な感じで、
それはこのカバーアルバムの選曲やアレンジからも
よく分かります。

素材の良い楽曲を
味付けは最小限で、
技術の確かな料理人の手によって
きちんと調理したような作品です。

昭和の楽曲の質の高さを味わうには
最適の作品だと思います。

ただ一方で、
意外性というか面白みにかけるのも確かで、
すごく上手なカラオケを聞いているような感じも少しします。

でも柴田さんはオリジナルの曲がすごく素敵なので、
このアルバムで興味を持ったらぜひオリジナルアルバムを。

もう一枚は、福山雅治の『The Golden Oldies』

The Golden Oldies

私は、福山雅治はあの本気なんだか
よく分からない（失礼！）歌い方がどうも苦手で、
ほとんど聴きませんが、
このカバーアルバムだけは好きで良く聞きます。

最初にレコードショップで試聴したとき、
福山雅治ってこんなにきちんと色っぽく歌えるんだ
と驚いた覚えがあります。

選曲もツボで、『プカプカ』とか大好きです。