安藤裕子ファンにお勧めの音楽(4)-2


RADWIMPSの新作、『シュプレヒコール』が発売された。

シュプレヒコール(初回生産限定盤)(紙ジャケット仕様)

シュプレヒコール(初回生産限定盤)(紙ジャケット仕様)


3曲入りのシングルだが、
2曲目の『独白』を聞いた時、
野田洋次郎の天才に改めて気付かされた。
彼は、本当に稀有な作曲家であると同時に、
作詞家なんだなぁと。

何というか、一般的に
作詞家と言われている人たちは、
言葉の持つ音としての側面を重視せざるを
得ないという制約を課されている中で
どれだけ言葉の持つ意味を出すことができるか
というところで力を発揮するのだと思う。
(もちろんいわゆる『詞先』という形態もあるが、
その場合にもやはり音としての側面は無視できないだろう。)

その点、野田洋次郎は、
音と言葉の一体感が頭抜けている気がする。
作詞と作曲というよりは、一体不可分の
一個の創作という感じだ。

素晴らしいなぁ。