レコードの日

11月3日のレコードの日に発売された、安藤さん初のLP。



”ああ、そうだ裏返すんだった(笑)”というくらい久々にLPを聴きましたが、
最初に針が動いて盤に乗るまでと、乗った瞬間の音は、
CDや配信では味わえない何とも言えないわくわく感です。

大きなジャケットは、所有欲も満たしてくれます。
最近海外ではLPがひそかなブームらしいですが、納得です。
問題は日本の場合、家が狭いことですね。。。

ついでに、色々引っ張り出して聴いてみました。





「大人のまじめなカバーシリーズ」はLPで聴いた方が断然良い気がします。
特に、B面のはじめ。

是非お試しください。

T.


大人のまじめなカバーシリーズ (初回生産限定盤) (DVD付)

大人のまじめなカバーシリーズ (初回生産限定盤) (DVD付)

安藤裕子ファンにお勧めの音楽(25) きのこ帝国

ネタはどんどんたまるのに、なかなか更新できません。。。

今回は、11月に安藤さんと対バンすることが決まっているきのこ帝国です。

元女優さんというどこかで聞いたことのある(笑)経歴を持つ佐藤さんが
作詞、作曲、ヴォーカルを務める4人組のバンドです。

これまで、インディーズで4枚と、先日発売されたばかりのメジャーデビューアルバムの5枚の作品を出していますが、
初期三枚と最近二枚の作品は、同じバンド??と一瞬思うくらい雰囲気が違います。

初期は、シューゲイザー(shoe-gazer)、”靴をじっと見つめる人”とでも訳すのでしょうか、
いわゆるオルタナ系に近い、どちらかというと”POP”からは少し遠い位置にある作風です。

渦になる

渦になる

ロンググッドバイ

ロンググッドバイ

eureka

eureka


私は、恥ずかしながらシューゲイザーというジャンル自体知らなかったので、
そのジャンルでのきのこ帝国の位置づけはよく分かりませんが、
私の知っている範囲では、ものすごい唯一無二性を感じるバンドだと思いました。
曲もそうですが、佐藤さんのヴォーカリングやライブでの表情(表現力)には一瞬で魅了されました。




一方で、直近の2枚は、彼ら自身も語っているように、
いわゆるJ-POPに大きく舵を切ったような作風です。

フェイクワールドワンダーランド

フェイクワールドワンダーランド

猫とアレルギー

猫とアレルギー


前作はまだ初期との橋渡し的な部分があり、
クロノスタシス」のような一聴して惹きこまれる曲がありましたが、
先日発売された新作は、最初聴いたときには、正直???という感じでした。
一聴して引っかかる曲がなかったです。
明らかにほかのアーティスト(特に椎名林檎さん)を想起させる曲があるのは気になります。
某通販サイトでの評価も余り芳しくないようです。
でも、何度も聴いているうちに、何曲か引っかかる曲が出てきたので、
もう少し聞きこんでみないと何とも言えません。

でも、今一番今後が気になるバンドの一つであることは間違いありません。

そういう意味では11月の安藤さんとの対バンは夢のようなイベントなんですが、
さすがに平日に名古屋はきついです。。。
行きたいなぁ。

K.

ハルカトミユキ 日比谷野外音楽堂

ハルカトミユキのフリーライブに行ってきました。


ハルカトミユキは、前から気になっていて、CDもほとんど持っているし、
曲は(たぶん)全部聞いているのですが、ライブに行ったことはありませんでした。

野音なら家から近いし、何より”Free”だし(笑)という軽い気持ちで参加してみたのですが、
考えが甘かったようです。

地下鉄のホームにまで聴こえてくる大音量の音たちと
今日のライブにかけるメンバーたちの思いの熱量がすさまじすぎて、
肉体的にも精神的にも最後まで聴いていられませんでした。
(ライブのせいではなく、完全に自分の問題)

彼らは、毎回こんなにすさまじいライブをしているのでしょうか。
CDを聴いて自分が思い描いていた”ハルカトミユキ”からは、
いい意味でも悪い意味でも、大きくかけ離れていました。

ハルカさんのあの小さな細い体のどこからあんなすさまじいエネルギーが出てくるのか。
おそらく偶然通りがかっただけの外国の人が、”Amazing””Oh,My God”を連発していました。

歌詞をバックスクリーンに映しながら歌った”肯定する”は、
鳥肌が立つほど素晴らしかったです。
穗村弘もいうように、彼女からは純度の高い”死”を感じざるをえません。
ライブ中何度も、この人は明日死ぬのではないか、と思いました。

だからでしょうか、どうしても最後までは聴いていられませんでした。



そんなことどうだっていい、この歌を君が好きだと言ってくれたら。

そんなことどうだっていい、この歌を君が好きだと言ってくれたら。



こういう穏やかな??ハルカトミユキも好きです。


IFC MORE THAN EVER ~FLOWER COMPANYZ TRIBUTE~

IFC MORE THAN EVER ~FLOWER COMPANYZ TRIBUTE~


set list:
01 Vanilla
02 世界
03 ドライアイス
04 春の雨
05 シアノタイプ
06 嘘ツキ
07 ニュートンの林檎
08 バッドエンドの続きを
09 振り出しに戻る
10 tonight
11 肯定する
12 火の鳥
13 青い夜更け
14 宇宙を泳ぐ舟
15 LIFE(新曲)

レコードの日

今更ながら、震災の被災地に行ってみました。
被災された方は、震災直後は、
とにかく“におい”がすごかったとおっしゃっていました。
東京にいた私は、においについてなんて、想像すらしなかったです。
やっぱり、行かないと何も分からないということがよく分かりました。

人類がまがりなりにも数千年かけてたどり着いた現状の最良の方法が、
“多数決”なはずがありません。
多数決は、デモクラシーの一側面であると同時に、
デモクラシーに最もそぐわないものでもあるはずです。

ましてや、“未来=こども”にかかわることを、
“いま=おとな”が決めるのですから、
中身同様、というよりも、中身以前に、
プロセスがとても大切だと思います。

もうすぐ3歳になるこどもと遊びながら、
暗澹たる気分になりますが、
そんな中、嬉しいニュースも。

レコードの日(11月3日)に、なんと、
安藤さんのアナログレコードが発売されるそうです!!


http://hmv.co.jp/product/detail/6619871

ちょっと嬉しすぎる想定外で、びっくりしました。

いまどき、レコードを再生できる環境を持ったリスナーなんて
業界関係者か、よっぽどコアな音楽ファンくらいでしょうから、
(ちなみに、最近は、DJさえもUSBをつかっているらしいです)
まがりなりにもビジネスでアナログレコードを発売できるなんて、
改めて安藤さんのファン層のバラエティに気付かされます。

大きいジャケットもよいですよね。

楽しみです。

安藤裕子×Salyu 音霊2015「夏の終わりに」

先日行われた「音霊」に昨年に引き続き今年も行ってきました。
当日まで行く予定ではなかったのですが、偶然予定が空いたので急遽行くことにしました。

昨年は諸々の都合で、安藤さんパートだけしか見れなかったのですが、
今年はオープニングから最後まで、3時間半(長い!!)堪能できました。

しかし、安藤さん、また歌がうまくなったのでは。

オープニングアクト桐嶋ノドカさんのパワフルな歌、
Salyuエーテル溢れる(笑)人間業とは思えない歌の後で歌うのは
歌い手さんとしては相当プレッシャーがあると思うのですが、
そして以前の安藤さんなら”歌”という点では正直見劣りしてしまうのではないかとも思うのですが、
全く遜色ないどころか、贔屓目に聴けば、一番よかったと思います。

もちろん、ほかの出演者の方もすごくよかったです。

桐嶋さんは去年に引き続きのオープニングアクトですが、
若さあふれるパワフルな歌で、非常に気持ちが良いです。
最近やっとメージャーデビューミニアルバムを出されましたが、
桐嶋さんのパワフルさをCDで表現するのはなかなか難しい気がします。
おおたえみりさんと似たような難しさがあるかもしれません。

佐藤さんは、完全に今日初めて聴きました。
歌詞がストレートに耳にか入ってくるタイプの曲で、
個人的には少し苦手なタイプの音楽なのですが、
会場をとても盛り上げてくれました。

Salyuは、リリィ・シュシュの頃からひそかにずっと気になっていて、
CDも大体持っているのですが、Liveは初めてでした。
しかし、こんなに声を楽器のように使える人はほかになかなかいないのではないでしょうか。
ある意味、安藤さん以上に癖のある唯一無二の声です。
一曲目で完全に圧倒されてしまいました。
10月にオーチャードでフルオーケストラのライブがあるそうなので、
是非行ってみたいです。

ライブの最後には、安藤さんとSalyuのセッションもありました。
半分くらいこれが目当てで行ったようなものなので、
とても楽しみにしていましたが、期待どおりとてもよかったです。
何より、選曲が渋いです。
1曲目のマイラバはともかくとして、
2曲目のキリンジはびっくりしました。
安藤さんとキリンジって、なんとなく接点がなさそうなきがしてました(^^;

安藤さんもSalyuも、得意とする楽曲のジャンルというか、音域というか、
が結構狭いタイプの歌い手さんだと思うのですが、
その指向性がうまい具合にずれているので、
お二人のデュエットはすごく絶妙に絡み合っていてとてもよかったです。

本格的に二人で一曲作ったりしていただくと最高なんですが(笑)


K.


【SET LIST】
1.海原の月
2.360°(ぜんほうい)サラウンド
3.み空
4.TEXAS
5.I Need To Be In Love(Carpenteres cover)
6.グッド・バイ
7.世界をかえるつもりはない
8.問うてる

Hello,Again 〜昔からある場所〜(My Little Lover cover)
エイリアンズ(キリンジ cover)

安藤裕子『ないものねだりのI Want You』(from松本隆『風街であひませう』)


ものすごく更新が空いてしまった上に発売から結構経ってしまいましたが、(-_-;)
今回は、偉大なる作詞家、松本隆さんのトリビュートアルバムについてです。

松本さんといえば、安藤さんが昔からことあるごとに影響を口にする数少ない(笑)アーティスト、
はっぴいえんどのメンバーで、偉大なる職業作詞家です。

その松本さんの作詞活動45周年を記念して制作されたトリビュートアルバム『風街であひませう』に
C-C-Bの名曲『ないものねだりのI Want You』で安藤さんが参加されています。

このアルバム、参加者が非常に豪華かつユニークです。
特に女性アーティストは、安藤さんのほかにも、
手嶌葵原田郁子クラムボン)、 やくしまるえつこ
YUKI中納良恵EGO-WRAPPIN’)と、超個性派ボーカリストぞろいです。

そんな中でも(そんな中だからこそかな)、
安藤さんの歌声はひときわ際立っているように感じます。

今年は歌い手としての活動に力を入れている感もありますが、
昔のアルバムと聞き比べると、安藤さんの歌い手としての幅の広がりがとてもよく分かります。

いわゆる「うまい」とか「きれい」な歌声ではないのかもしれませんが、
安藤さんの歌声は一度聴いたら忘れられません。
何より、安藤さんにしか出せない圧倒的なオリジナリティがあります。

最初に聴いたときはスキマスイッチの曲にしか聴こえなかった「360°サラウンド」も、
いまや安藤さんの曲にしか聴こえません(笑)

360°(ルビ:ぜんほうい)サラウンド

360°(ルビ:ぜんほうい)サラウンド


さて、このアルバム、豪華版には、著名人による朗読ディスクが付いています。
全部を聴いたわけではないのですが、聴いた中でとても印象に残ったのは、
宮崎あおいさん(夏色のおもいで)と加瀬亮さん(夏なんです)。
全く素養がないので朗読の良しあしはよく分かりませんが、
お二人の朗読は、とてもとても心に来ました。

この3曲を聴けただけでも、買ってよかったなと思えるアルバムでした。

T.



スペースシャワーTVで放送された記念番組での安藤さんのインタビューから。

男なのに、すごいやっぱり少女性が際立つというか、そこはすごく好きですね。
私の場合は割と、男性性が強くなっていくタイプなんですよ、言葉で。
そういう意味では羨ましいなって思いますね。

Q この曲はいつ知った曲?
A ちっちゃい頃、いつなんですかね?
私(「ないものねだりのI Want You」の)発表年度分からないんですけど、
お姉ちゃんがいたのもあって、
そういうお姉ちゃんたちが見ているテレビみたいのをすごい観てたから。
で、ちっちゃい頃C-C-Bが大好きで、いつも歌ってたんですよ。
大人になってクレジット見たら、松本隆だ、みたいなことだったんですけど。
だから、そこでは意識はつながってないんですよ、その当時は。
でも、振り返ると松本さんがいる。
振り返ればやつがいるみたいな感じですね。

Q 印象に残っている歌詞は?
A なんかラップなんですよね(笑)。
すごく当時耳慣れないようなライム的なことをやってらしたんだと思うんですけど、
どうだろう、なんかちっちゃい頃歌ってて覚えたのは、
私、「真紅のインクで好きだと書いてくれない」という歌詞があるんですけど、
ずっと、ちっちゃい頃、「ピンクのインクで」ってことだと思ってたんですよね。
だから大人になってレコーディングするときに、
あ、真紅なんだ、って思って、ちょっとびっくりしましたけど。
だから、その一行はちょっと耳に引っかかってます。

Q カバーしてみて気付いたことは?
A この曲の限らずですけど、やっぱりデビュー前とか、
はっぴいえんどの曲とかカバーしてたりしてたんですけど、
やっぱりとにかくメロディーと言葉の合致感がいいっていうのが一番ですね。
なんか、文学と歌詞っていうのはやっぱり違うと思うんですよね。
口語と文章が全然違うのと同じで。
やっぱり音楽に乗って初めてすごく意味を成すというか、
そういう言葉達だなって印象はありますね。
歌詞だけ読んでも綺麗かもしれないけれども、
たとえば小説を書くような文章と比べたら、きっと違うんですよね、ものが。
やっぱりメロディに乗った時に、一番聴いてほしいパンチワードとか、
そういう音の到達点にちゃんとからんでいるというか。
そういうところもやっぱりミュージシャンぽいっていう感じがします。

(words by 安藤裕子


もう一人、こちらも伝説のミュージシャン。高田渡の著書から。

そのころから、はっぴいえんどは独特なスタンスをもっているバンドだった。
彼らの初めてのアルバムがURCから出たときに、
「このバンドはいい」と僕は断言した。
のちに大滝詠一がこう言ったものだった。
「いいと言ってくれたのは高田さんがいちばん最初だった」

メンバーのなかで現代詩が好きだったのが松本隆だ。
読みすぎと思えるほどにたくさん読んでいた。
どちらかというと彼は詩を分析したがるほうで、
僕とよく詩の話をしたものだ。
他のメンバーも、みんな個性的でおもしろかった。
僕とかれらでは、音楽的にはまったく違うのだが、
どこか通じるところがあるように感じていた

(wordsby 高田渡

バーボン・ストリート・ブルース (ちくま文庫)

バーボン・ストリート・ブルース (ちくま文庫)


最後に、松本さんご本人のお言葉から。

歌詞作りは、曖昧で複雑な人間の感情の中から余計なものを削いで
「上澄み」をすくい取る仕事だと思っています。
はっぴいえんどでは、“ことば”や“うた”を通して、
生や死など人間の本質に関わる問題について答えを出そうと作詞に取り組んでいました。

音楽業界の中には「量のためには質を落とせばよい」というような暗黙の了解がありましたが、
僕はそうした風潮に一貫して闘いを挑んできました。
安易な粗製濫造コピーで下品な作品を残したくなかったから。
松田聖子をはじめ斉藤由貴薬師丸ひろ子など多くの歌手の作品を手がけましたが、
誰かを真似したような「亜流」を作らないことが、自分のプライドでした。
僕の詞を歌うことでそれぞれの歌手が全く違った個性の生命体として輝けるとしたら、
とても嬉しいことです。

(words by 松本隆

安藤裕子 「あなたが寝てる間に」ツアー追加公演 恵比寿リキッドルーム

先日、都内某所の薬局で、なんと、たらさんをお見かけしました。
握手してもらいたいなぁと思ったんですが、
随分真剣に商品を吟味されているような様子だったので、
遠慮しました(笑)

さて、恵比寿のリキッドルームで行われた安藤裕子さんのLIVEに行ってきました。

安藤さんとしては五年ぶりのライブハウス公演、
わたし的にも久々のライブハウス、
リキッドルームは初めてということで、
最初は、ライブハウスの音ってこんな感じだったかなぁ
(ほかのライブハウスに比べても、音量に比して音のキレが悪く、こもって聴こえる)と、
少し気になりましたが、LIVEが進むにつれて、
全く気にならないくらいのめり込んでしまいました。

それでも、純粋に音楽を聴くならやはりホールの方が良いかなとは思いますが、
それを補って余りあるライブハウス特有の楽しさもあり、
結局どちらも捨てがたいです(笑)。

ライブハウスのよさは、
渾然一体に押し寄せてくるたくさんの音と演者の熱量を
間近に感じられるところでしょうか。

昨日も、普段の安藤さんのLIVEでは決して味わえない盛り上がりでした。

でも、それは単純にハコだけの問題でもなくて、
聖アンドリュー学院の諸先生方(笑)と、
我々聴いている側の最近の意識の変化が大きいようにも思います。

安藤さんは、今回のLIVE中、
“原点回帰”と言う言葉を何度か口にされていました。

有名なオリコンの小池社長のエピソードから、
改めて“歌い手”として始めたご自身のキャリアに立ち返り、
敢えて、“スキマスイッチが描く安藤裕子のための曲”ではなくて、
スキマスイッチの代表作になり得る曲”といってリクエストした新曲も初披露されましたし
(本当にスキマスイッチらしさ満点の曲でした)、
A型の(笑)アンディDやもっさんによって生まれ変わる前の“黒い車”を
安藤さんがギター一本で弾き語る場面もありました(腕前は。。。笑)。

アンコール前の本編ラストは、かつての大定番の“聖者の行進”でしたし、
個人的には“飛翔”がセットリストに入ったのも感慨深かったです。

でも、安藤さんご自身も言っていたように、
こういう“原点回帰”的なものを見ることで、
逆に安藤さんや先生方、自分自身の変化を強く感じます。
特に、もっさんの変化には驚きです。
昔は笑顔すら滅多に拝見できなかったのに(笑)

もちろん昔もそうだったとは思いますが、
最近とみに、安藤さんチームの結束力を感じます。
分かりませんが、仮に3年前にライブハウスで演っても、
昨日ほど盛り上がらなかったのではないかという気もします。

長くなりましたが、とにかく最高のLIVEでした!
これからフェス期間を挟んで、秋か冬にはまた是非ツアーをしていただきたいです。
今春のツアーのようなLIVEを見せられてしまうと、
一年も二年も間が空くのは耐えられそうにありませんので^^;

物販のiPhoneケースも買いました。


携帯電話といえば、ちょっと怖いこんなエピソードが。

まず博士は私の左手を腹に当てさせ、
右腕を横にまっすぐ伸ばすようにと指示した。
「私が押して見るから、君はそれに逆らってくれ」。
博士は私の右腕を下に押しながら言った。
しばらくして、博士は圧力をかけるのをやめた。
そして、私に一切れのパンがわたされた。
これは、食べろということなのか?
「違うよ」博士は笑った。
「お腹の前でこれをもって、もう一回右腕を伸ばしてみてくれ」
あまりのバカバカしさに、私は博士が気でも狂ったのかと思った。
しかし、明らかな違いが現れた。
パンをお腹に近づけるだけで、
私の腕は博士の下向きの圧力に抵抗できなくなっていた。

会場にいる人に同じことをやってもらうのだ。
右腕を伸ばし、左手を腹に当ててもらう。
そして相手の強さを確かめて見る。
今度は携帯電話を左手にもってもらい、
再び腕を押し下げていくのだ。
携帯電話から発せられる電磁波は、
悪い食べ物と同様に肉体に明らかな悪影響をもたらし、
腕の力を弱めてしまう。
これは、誰にとっても衝撃の体験となるはずだ。
そして、その経験は、
ズボンのポケットに携帯電話を入れるのをためらうようにさせるはずだ。

(Novak Đoković著 タカ大丸訳「ジョコビッチの生まれ変わる食事」)


私はグルテン(小麦)にアレルギーはないので、
パンの方は平気でしたが、携帯電話の方は驚きの結果に。
周りの方にも試してもらいましたが、
今のところ100%の確率で同じ結果になりました。
安藤さんのiPhoneケースが電磁波も防いでくれますように。


私は極度の緊張に襲われたとき、何か気に食わないことがあるとき、
イライラしたとき、そういうときにはいつも育った環境を思い出し、
考え直す。
そして、本当に大切なものは何か思い出す。
家族であり、楽しみであり、喜びであり、幸せであり、そして愛だ。
愛。私の人生において一番価値があるのは間違いなく愛だ。
いつも求めているものであり、決してあって当たり前だと思ってはならないもの。
人生はほんの一瞬で反転してしまう。
スターへの道のりがどれほど長く、遅い歩みで、
やっとたどり着けるものだとしても、失うのはほんの一瞬だ。
私たちの国には、こんな格言がある。
「どこも痛くないときは、小さな石を靴の中に入れて、歩きなさい」
なぜなら、こういうことをすれば他人の痛みに思いを致すことができるからだ。
つまるところ、私たちはこの地球上に一人ぼっちになるために生まれたわけではない。
私たちはお互いから学び、団結してこの星をより住みやすい場所にするために創られたのだ。

ジョコビッチの生まれ変わる食事

ジョコビッチの生まれ変わる食事

K.

set list
01 森のくまさん
02 大人計画
03 RARA-RO
04 Live And Let Die
05 うしろゆびさされ組うしろゆびさされ組 カバー)
06 ロマンチック
07 360°(ぜんほうい)サラウンド(新曲)
08 黒い車(弾き語り)
09 飛翔
10 レガート
11 73%の恋人
12 海原の月
13 世界をかえるつもりはない
14 聖者の行進

EN1 鬼
EN2 都会の空を烏が舞う